[どこにいるかと視線で探せば、フリーデルはちょうどジムゾンのところへ駆け寄ったところだった>>229。意を決して話しかける。]
フリーデル、大丈夫か?さっき顔を洗ってくると言ったきり、なかなか戻ってこないから、心配していたんだ。
[いかにもフリーデルを気遣っているように、心配そうな表情を向ける。
自分が心底嫌になるのはこんなときだ。獣の心を持っている癖に、人に情で訴え、人の情を利用する。最低の存在であると。]
悪いがちょっと話がある。内密なことなんで、一緒に来て欲しい。
[ジムゾンに邪魔されたら面倒なので、食堂の隅へフリーデルを手招きした。]