人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


蒼眼の天使 カレル


[ だが、折角建てた城を砂のように瓦解
 させる悦びを味わうには遠く。
 この先もし仲違いをしてしまった暁を
 考えては身を竦ませるくらい、
 臆病な一面だって持ち得ている。

 それが一重に今の関係をどれ程重視しているのか
 語るよりも早く理解できた。
 尊いものでありながら愚かでもある情に
 つける名前が見当たらない。
 
 ただ、触れたかった。
 彼の得た揺らぎ>>227を。
 しかし、彼の口にする言葉>>_248
 の理解は遠かった。 ]

  ……自覚、って。

[ 何のことだろうと首を傾げば
 彼の唇から紡がれるカレルレン≠ノ
 瞬きを繰り返す。
 流暢に述べられたカレルレンは彼にはそう
 映っているのだろうか。 ]

(230) 2018/03/31(Sat) 14:24:23 (24kisouth)

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