タンッ―――・・・[一発の銃声>>215 >>219 に王宮に攻め入らんとするすべての者が振り向いただろう。竜騎兵達も構えて監査局長の集団や門に集まる兵士達を正面に見据えていたのだから。] ―――っぐ・・・。[胸を抑え、食いしばりながら口より流れる自分の血の味に一瞬何が起きたかわからなかった。馬より落ちかけるのを堪えるが、しかし馬の背に凭れるように倒れていく身体。] ど・・・どろし・・・貴様・・・・・・