はは―――、充ちる、時が、くるような口ぶり、だ。 ―――― まさか。[己が彼に飢え続けるように、彼も飢餓を持つのだ。 魂を寄り添い合わせた束縛が、生半可なもので在る筈がない。 唇にキスを塗し、舐めるように舌を出す。 彼の何処も彼処もが甘く、蕩けてしまいそう。 本体ばかり狡いと訴えるのは、巡らせていた触手で。 僅かな発光を伴いながら、彼に侍る。 ちゅぷ、と水音を立て、左右の乳嘴に吸い付き、強く啜りたてた。 すっかりと、己を愉しませるための性器に変質していると踏んで。]