[問いに首肯>>215が返ったから、
一先ずは口を噤んで、推定時刻について
述べられるカークの言説を聞いていただろう。
その間に、そういえば、と辺りを見渡せば
最後に見かけた時には顔を赤らめていた
エレオノーレの姿>>127はまだあっただろうか。
彼女と後輩…ベルとは親しかったと>>1:344
記憶していたが、その分ショックは大きいだろうと思う。
後で話しに誘ってみるかと心に留めておくことにした。
医務室の検死装置について聞けば、
検死の上でその時間に一人でいた人間を浚えば
容疑者が浮かぶんじゃないかと考えたが
一瞬後に、ダメだなと浮かんだ案を棄却した。
ベルはあのままNルームで眠らせておいてやりたい。
そう思うのは、ダーフィトの私情だったが。
…検分でも大まかな時間はわかるのだから。
――そう考えた故でもあった。]