人狼物語−薔薇の下国

512 勇者と魔王の共同戦線!


王子 アルフレッド

― 少し前 ―

[ 玉座の間へと昇る前、イースが近づいてくるのに気づくと、アルフレッドは自らそちらへ一歩踏み出した>>204

仲間の前に立つ姿は、彼の歩みを阻もうとするかにも見えたかもしれないが、黒曜の瞳に浮かぶのは穏やかな笑みの色 ]

精霊の水か、確かに炎を操るばかりで喉が渇いた。頂こう。

[ 躊躇いなく水球を受け取り ]

お前の送ってくれた風の加護が、影に斬られる前に動く助けになった。改めて礼を言う。

[ 告げてから喉を潤し、僅か、目を伏せた ]

...魔王の配下を選ぶ目は確からしいな。
お前を見ていると、それだけは判る。

[ イースが勇者一行に援護を申し出る時、それが単なる親切心ではないくらいのことは分かっている。

けれど、一度明確に敵対した相手に、ただ必要だからと手を差し伸べ、その意志を仲間にも隠さない、それを為せるのは、紛れもなくイースの強さだと、アルフレッドには見えている ]

(229) 2018/12/13(Thu) 22:11:10

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