[地面を滑る身体は地から突き出した岩旬によって止められ、それに手を突きながら身体を持ち上げる。攻撃は何も武器だけではない、と、身体で知ることになった]こふっ……Haha, ドコが痛いのか、ワカンナイや。[蹴り飛ばされた左脇腹と、地面を滑った右半身と。もはや全身が痛いような、そんな錯覚に陥った。前衛で戦うということはこんなにも痛いのだと知って、ミリアムの強さを改めて知る。かといってここで逃げたり降参するのは出来ない、したくない]