何あれ気持ち悪い……… いや、うそ、うそうそうそだからやめて食べるのはやめて美味しくない、美味しくないから![こんなところで地縛霊等には絶対になりたくない。けれども幽体の身では何もできず、ただおろおろとしていると、更に何かが近付く気配を感じた。何かの助けかと、期待を込めた目で目を向けると、醜い鳴き声と共に現れたのは自分を攫った小鬼のようで、、、]………[しばし言葉を失っていれば、2匹の魔物は自分の身体をかけて喧嘩をし始めたらしい。]