旅人 ニコラス

― 談話室 ―

[伝えたい言葉の裏をカタリナは理解し>>185、リーザは言葉通りの解釈をした>>203。
目的を果たせたとほっと胸を撫で下ろす。

カタリナが��狼占の人とやらはいったい何をしているのか？��>>186と考えている頃、当の本人は椅子に座りこんで”いつ名乗り出て、シモンが人間だったかつたえようか”考えていた。

結論から言えば、”今夜襲われることを考慮しなければ”今日出ようが明日出ようが、そこは自分的には大して変わらない。

悩むポイントは、”カタリナ以外の霊聴の耳を名乗る者がいない”こと。もし羊飼いが本物の霊聴の耳ならば、今夜人狼が襲ってくる可能性は十分ある。

もしも狼占の眼たる己が隠れ続けた場合、守護の手にとって最大の護衛先は彼女一人だ。人狼の脅威から逃れられる確率がそれだけ高くなる。]