そんなん、理由になってねえよ! なにが大丈夫なんだよ![青い顔は、怪我のせいばかりではない。震える指に、いつのまにか戻ってきていた斧を握りこんで、前に出る。] オレだって─── オレだっていつまでも待ってるだけの人間じゃねえんだ。 てめえのほうこそそんな足してんのに、 下がって見てろよ![言い捨てて、走り出す。]**