[ 話が変わり、祖父の墓前に報告に、と それにはほんの少しだけ緊張を解いて頷くわ ] ありがとう。 あたしも、まずは今日の混乱が落ち着いたら きっと、かならず。[ 街に行くという彼女には 混乱には気をつけて、と見送ろう まさか彼女自身が、混乱の火種になろうとは ほんの欠片すらも思うことはなく。 見張りにもそう伝えるわと ひらりと街へ消え行く淡い髪色を そっと、見送って。 *]