人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国軍少佐 ウルズ

[そして別れの時。自分よりも悲しげな顔をしているように見えた弟に、宥めるように手紙は書くとも言いながら。もっともその手紙が弟の手に届くかどうか解らなかったが。

引き留められる代わりにかけられた、再会の約束に、躊躇いながらも弟を抱きしめて。]

…何時か―――

[薄い榛の柔らかな髪を撫でながら。]

(228) 2015/11/03(Tue) 22:06:31

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