人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


ダークエルフ ヴェルザンディ

― 城内 作戦会議室 ―
[>>161 城内の者数名にクレステッドの行方を尋ね彼が作戦会議室にいることは知り、そのまま足を向けた。
儀式の間か玉座の間以外で見かけることは少し物珍しくもあったが、少しだけ長く彼の顔を眺めるにとどめた。
前提を合わせるとの言葉には否などあるはずもなく、長くとがった耳を傾けた。>>162]

 第二王子以外の連中に積極的に狩りの命は出ていなかったとはいえ、生き延びて力を蓄えたその力量は侮れば火傷をするのは此方、か。

[確認の視線に、首肯を返し、続きを促す。]

 ふぅん…そうだね。
 満を持して、ってことか。

[一気に王都の奪還までを果たすための準備を整えての蜂起であろうという推測。
視線を合わせて頷く。異論はない。
>>163 色を変える口調に、ひとつ瞬き、苦笑する。]

 …もとより魔族の軍は力でねじ伏せるスタイルが基本になりがちだからね。
 情報戦ではどうしても遅れをとるな。
 クレステッドのような者が王の傍にいてくれるのはありがたいことだ。

(228) 2014/09/14(Sun) 22:03:21

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