[エルナにもオットーにも、相変わらずだなだの、ばかだなーだの言われて、むすっとしながら紅茶を冷まそうと息を吹きかけた。]…なんだよもー、みんなして[オットーがヨアヒムを見て、自身を省みているとは露知らず。自分の競争心が子供染みている事は分かっていたし、オットーがヤコブに向けているのは、もっと大人っぽい…うん、向上心みたいなものだと思っていた。]