…先の氷華の千年の冬の折り…[干した盃に視線を落とし、ふと、そう呟きかけて]いや…ああそうだ、其方に良い土産がある。[振り切るように、別の事を口にした]蓮花の酒だ、薬酒にもなる故。[渡すのは、蓮花の薫りの金色の酒*]