[>>216ジェフロイに続いて、男も王子の寝室へ向かう。
男にとっては入隊当初よりは呼ばれる回数は減ったが、通うのに慣れた場所だ。
長い廊下を抜けて、王子の寝室へ。
>>221そして男も一対の着飾ったドールから告げられる言葉を聞いた。
ジェフロイは怒りを露わにしたが、男は瞠目し。]
は…?何でこんな回りくどい事を…。
俺達を疑い合わせて、その上で願いを叶える方法がこれなのか…?
[遅れて胸に湧いてくるのは怒り。
親友を、仲間を疑い、この手に掛けた。
―血を吐くような思いをして、やっと希望を手にしようというのに。]