[すれ違う少し手前で、自身の後ろへと小ジェムを放る。彼の背中側から、正面から突撃したと思わせる為投げたかのように。騙し切ったなら、こちらを警戒するだろう。意図が完全に見抜かれても、また同じ。けれど、自身の思惑通りに勘違いしてくれたなら。後ろに対して警戒し、こちらを多少は軽視する。仕掛けるとしたら、その時だ。]