― 学校跡地・臨時執務室 ―
自分もイェーガー大尉と同じように思います。
元よりこの学校跡地は防衛に向かないと分かった上での移動。
敵もそろそろ次の補給を得られる頃でしょう。大型の火器を持ち出されでもしたら、後退しても堪え切れるか不明です。
[伏せていた目を上げる]
私の隊も、斥候に出してる残りが2割の損傷を受けております。
それでも進軍継続が戦術的勝利を得るには必要かと思います。
大掛かりな動きを察知すれば敵将も前に出てきましょう。そこを幾つか欠けさせることが出来れば、敵の士気を下げられる。
前者をクリアするなら、狙いはこちらの方が宜しいかと。
[つまりは、更に旧友を屠ることで得られる勝利の掴み方、だった]