― 回想・14号室 ―[藤色の光はやがて収束し、コンスタンツェが顔を上げる>>222。]ああ……いたんだ……。しかも、そんな……。[その恩恵を持っていたのが誰だかは知らない。 けども、その誰かが、人狼の正体を誰かに喋っていたなら、今頃総出で袋叩きにあっていたかもしれない。 表向きは残念そうな表情を作りながらも。 そんな人物を脱落させた誰かに、内心感謝した。]ところで……それって、誰かまではわからないのです?