[見覚えのあるような、そんな子が倒れていた。契約者が覚えていたから口を挟む。試練前に階段で擦れ違った少年だと。] あぁ…思い出した。随分と縮んだなぁ、少年。 「優しくていい子だけど、少し捻くれている」っていう、ジルか。[手持ちの小ジェムは5つ。内、2個を乗せた掌をジルに見せ。] 見たところ、君が一番の怪我人だ。 だがね。第2の試練が何か、知っている?『この者が「人狼」だったとしたら?』[その時はその時だと結論を契約者に伝えた。**]