おいおい、たいした悪党だな。 減らすのに何ヶ月かかったと思ってんだ。[喰えない野郎だと舌を打ち、強張る笑みで迎え入れる。礼を言うか悪態をつくか迷う間に背中は遠く小さくなり、溜息ついでに耳元で箱を振ると、詰まった中身が乾いた音を立てた。**]