すまんな。[ディーターの返事に口端を緩ませたあと、もう一度気合を入れるように頬を軽く叩いて] それじゃ皆行こうか。 オットーも、コイツの面倒を見てやってくれ。 ペーター、お前が先導だ。 さっきの様子からして、何か心当たりがあるんだろう?[一目散に駆け出したペーターの様子を思い出せば、彼が思うがままに進む道を行けば、その先にリーザがいるような気がする] ただし辛くなったら言えよ。 背中にでもなんでもおぶってやるから、無理だけはするな。