― 会見の日 ―
[レディーファーストなどと言う貴族の視線を追い、
いつもの白い猿を連れたルディを見つける。>>221
無事だったか、と安堵のようなものを覚えた。]
代表は1人じゃなきゃ駄目か?
何人か一緒に行っても構わないだろう?
それが無理ならせめて、この辺で待たせてやってくれ。
シュビトから出たことが無くて、
この機会に巫女姫の姿を一目でも見たい、って人も多いんだ。
俺ひとりだけで会ったりしたら、
この人らに絞め殺されちまう。
[要求はするが、それ以上は押さない。
あくまでひとりだけというなら、それでも構わなかった。]