― 回想 ―
[エレオノーレをご飯に誘うと、快い返事が聞けたので、自然と顔が綻んだ。]
うん!じゃあカフェテリアで待ってるね!
早く明日にならないかな〜
[この浮かれた様子だと、また休憩時間の鐘が鳴る前に、席を離れる事は間違いないだろう。
その後、アイリの事について聞かれたので、軽く説明…のつもりが、軽い愚痴っぽくなってしまったかもしれない。
エレと話せる時間が楽しくて、ついつい話し過ぎてしまったようだ。それでも最後まで聞いてくれた事に感謝しながら、閲覧室を去ってゆく彼女に手を振って見送ったのだった。]
― 回想・終 ―