自室 ―
[部屋に戻って論文データの入ったROM>>163を探し出し。
荒れてる部屋>>72もおかまいなしに、ラップトップを開いてあの痣について検索する。
うーん、ヒットしないなぁ。そもそも分野は何になるんだ?
感染病?皮膚病?遺伝子疾患?
特定部族の風習ならどうしようもないし…
医学じゃなくて民俗学なんかの範囲になるよね。
悶々と悩んでいれば、来客のお知らせ。>>223
少し前に「話をしよう」と約束したソマリさんだ。
わざわざ来てくれたのか。こんな汚い部屋で申し訳ないぞ…。]
お疲れ様…大丈夫?すごく疲れてるように見えるけど。
汚い部屋で申し訳ないけど、ここ座ってどうぞ。
[ドアを開ければ、疲労がにじみ出ているソマリさんの姿が。
それにびっくりして心配しながら、がさごそと慌てて道を作って椅子を勧める。
インスタントコーヒーを淹れて渡せば受け取ってくれただろうか。
向こうは俺がソマリさんのこと『人狼』だって気づいてるとは思わないだろうし、どう切り出そうか。
その前に、ソマリさんの話を聞いた方がいいかもしれない。]
それで、話って一体何かな…?
[コーヒーに口を付けて一息ついて、緊張しながら話を聞く姿勢に入る。]