違ったんだ。 最初から、こうしておけばよかったんだ。[汚れた彼の顔を拭き、そっとその頬に唇を触れさせた] シチューだけじゃなく、命を届けてくれて、ありがとう。 [その手首には、インペリアルトパーズのブレスレットがあった。 公国軍に身を置き、その危険性を熟知していても、外すことがなかったのは――*]