― 黄砂の村 ―[報告を一区切りさせ、意識を目の前へと向けなおせば、名乗り>>194が向けられる]……エーヴァルト・ヴァンダーファルケ、という。目覚めの一助となれたなら何よりだ。[肩書きには触れず名だけを返し。続く申し出には、ゆるく首を横に振った]そちらの方が負傷が大きいように思えるし、無理はなく。[遠慮をする余裕なんてものは欠片もなかったから、そう告げて。一礼してその場を辞そうとした所にかけられた声>>196に一つ、瞬いた]