[マリエッタからも精霊師としての名乗りがあがる。>>210さながら、合図のよう。初撃は跳んでかわされた。水流は引き波のように戻らずにどこかへ消え、地を蹴って走るマリエッタばかりが視界に入る。刃が届くか届かないか。瞬時に判断しにくい距離でマリエッタがぐるり、と身体をひねる。刃を絡めとってやろうと目の前に水柱を2本、飛沫の音とともに出現させ一歩後ろに]