人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


花園の天使 シュテラ

    あっ、あ………ああああ!!!


[ 受肉した身体。
  その奥深い部分を拡げられて
  あまりの熱と圧倒的な質量に
  声を上げて喉を逸らした。
  媚肉は戦慄き嬉しげに震えて
  吸い付く様にその熱を咥え込んでいく。
  破瓜は確かにあったが、目の前が白むような
  暴力的な快楽の前では消し飛んでしまい
  ジンジンと痺れる熱さにすら酔いながら
  腰を慣れぬ仕草で振るう。

  男を知らなかった筈の清廉な花園は
  痛々しいほどに拡げられながらも
  淫らな水音を立て剛直を行き来させていた。
  腰を引くときにはキュッと名残惜しげに窄まり
  突き入れられるときには最奥まで受け入れる様
  力を抜いて相手の全てを咥え込む。
  最奥に先端が当たるたびに、
  全てを捧げているのかと心に喜びが湧いた。

  それはかつて神に捧げていた盲信にも似ている。
  びくん、と獣耳の先が跳ねた。
  頬に浮かんだ結晶はぴし、と音を立てて割れて
  ほろほろと落ちていく。
  落ちた後にあるのはもとの柔らかな肌。  ]

(225) 2018/03/26(Mon) 22:40:49

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