[既に周囲の多くは戦闘に入っていたか。 自分には騎竜師のような機動力はないし、肉弾戦をこなせるほどの体術もない] むしろ、こんくらいの位置から"見る"のが好都合か。[そして真っ先に視界に入ったのは、肉弾戦組――クラリッサがまさに小鬼と組み合っているところだった>>215。 別の影が、横合いから近付いて来ているのも見える] ――邪魔、するなよ!