[ありがとう、頼りにしてると言われ、思わず胸がドキッとなる。平然を装っていたが、もしかしたら顔も熱くなってるかもしれない。]
いやいや、これくらい当然だ。
……それよりも、ノーラまたお前痩せたんじゃないのか。あんまり飯食ってねぇだろ。また何でも作ってやるから海賊船戻って来い。
[照れ隠しに強気なこと言いつつ、微笑みながら気遣いの言葉をかける。人1人運べるだけの体力があれば、内心は安心だけど。
ミーネは残りの1人も運ぶというが、残った女性は体も大きくなくミーネ1人でも大丈夫だと思い、何かあったら連絡するよう言って先へ進むことにした。]