― クレイエラの森・上空 ―[通信具越しに短い警告を飛ばした後も、哨戒しつつの飛行を続ける]……いる、よな。[進むにつれて、それは確信に変わる。人の気配、竜の気配。影という、無形にして普遍するものと関わり持つが故に、そう言った気配を拾うのはやや、敏い]どーする、シュテルン。一度、下と合流するか?[そう、問いかけたのは、荒事の可能性も視野に入れた上でのこと。……通信で釘刺されまくっているのは、ちょっと横に置いておいた]