― 談話室 ―[廊下には温かな飲み物と食事の香りがした。レジーナとカタリナが用意してくれたのだろうと想像が付いたが、空腹を覚えない事に、ああ、と思う](そろそろ…人の食事にも興味が無くなってきたか…)[喉が渇く。違う飢餓が襲う。誰かといなければ、自我が保てなくなりつつあった。処分を望めばいいのだけれど。それを口にすれば、仲間の願いを裏切る気がして]