[魔王について進んだ先は、広い吹き抜けと階段が見えるエントランスホール。品ある調度と相まって、こんな時でなければ目を奪われていただろう。実際は、待ち受けていたものの為に、そんな余裕は無かったが]小物とはまた、随分ですね。光の方も貴方のご同輩でしょうに。[>>211差し向けられた声に、返すのは熱の無いそれ。先の光と比べれば心地の良い闇だが、快く出迎えてはくれないらしい]