ーNルームー
[ドロイドの包囲網をかいくぐり、Nルームといわれるところに辿り着いた。さすがに、この安息の部屋にドロイド達は襲ってこない。
Nルームには、多数のコクーンと呼ばれるコールドスリープ装置が置かれていた。その中の1つに青年をそっと寝かし、そっと頬を撫でる。]
早く事が終わって治療受けられたらいいな。
[励ましと鼓舞の言葉をかけると、そっとコクーンの蓋を閉じた。ミーネの方を見ると、向こうも寝かせ終えただろうか、お互いに目が合った。相変わらず可愛い。そういえば、まともに話せるのは会ってから初めてだ。]