なあ、マリー。 俺、行ってくるよ。 おまえも、最後まで一緒にいてくれるって信じてる。 帰ってきたら、良かった、って言って笑おうぜ。 あんな奴、大したことなかったよ、って言うからさ。[小さな声で語り掛け、胸元から紐を引っ張り出す。それは幼馴染がくれた、桃色の結晶。]