―セルウィンの部屋―
セルウィン君、ソマリだ。
[一仕事追え、休む間も無く約束のセルウィンの部屋に着く>>219。
疲れたまま来ているが、見るからに特別な訓練も受けていないただの学生だろう。
本当に厄介な存在であり、消すことを想定しても何とかなるだろう。
自身も長らく“狩り”をしていない。
鈍りの危惧はしているのだが。]
済まないな、待たせてしまって。
では、お邪魔していいかな?
[扉をノックすれば中に居れてもらえただろうか。
ただ、気になるのは別れる前の笑顔。
只の人懐っこい性格だけなのだろうか。
まだ彼が己の“協力者”だという事実は知らない。*]