[同時に、どこかで冷静に考えていた。
もしかすると、口にはしないだけで、カークも
自分に対して何か察するところはあるのかもしれないと。>>206
それを問うようなことはしないが、
もしもそうであれば、聞かないでいてくれて有難いと思う。
つかず離れずの相互不干渉。
時折見目からかけ離れて老成した瞳をする友人との関係性は
これまでもこれからもそれでいいと思っていた。から。
"ハダリー"がメリーにアクセスして
カークの情報を探っていたなどと聞けば、
ダーフィトの表情には隠す気のない不快の色が浮かんだだろう。]
――…だろうな。
[トールの言葉>>217へ頷き、]