[と、そこで領主からのメールが着信した>>176]
辞めた庭師、まだこの辺にいたのね。呑気だこと。
[もし自分が鉱脈利権でなく、不老の秘密を狙う立場だったなら。
ローゼンハイムのことは絶対に放置しないだろう。
部下を使って、「紳士的な話し合いの場」にご同行願っている]
不老が仮に実在するなら、それを狙う輩は絶対にいるでしょう。
あら大変。無事に亜熱帯に辿り着けるのかしら? ふふっ。
[純粋なる他人事を、ひとしきり嗤ってから]
ま、せっかくだから薔薇は頂きにいきましょ。
『TO:呑気な領主様
喜んで頂きに行くわ。
from:あなたの薔薇乙女』