―宿屋・食堂―
[ヤコブがクッキーと紅茶をお盆に乗せて食堂へとやってきた。
(>>191)予想通りヨアヒムがクッキーに食い付いた。しかもゲルトと競う様にクッキーを口に入れ、その結果喉に詰まらせた。]
おいおい、クッキーは逃げたりしないのに。
そんな事でゲルトに悔しがってどうする。
[まさか傍目から見たらヤコブに対抗心を燃やす自分はこんな感じなんだろうか…。と内心自分を省みながらヨアヒムをからかう。
ヨアヒムに人の事言えないじゃないと突っ込まれても何も返せないだろう。
(>>215)お茶を飲んで熱いと訴えるヨアヒムは期待を外さず。そんなヨアヒムにまた「ばかだなー」と呆れるもののオットーの頬は緩んでいた。]