おう。鬼教官が、半端な出来じゃ通さないと言ってるからな。あれは手強いぞー…[明らかに”鬼”の顔を思い浮かべつつ、真顔で返した。そうして、ひょいと後輩の手元を見遣る]それ。チェックするなら、ここと…ここ。見ておいて損はないと思うぜ。ま、絶対に当たるとは言えないけどな。[彼の手元にあるのは、かつて見覚えのある教科だ。教官は変わらぬはずだから、大よその傾向は変わるまい。ならばと目をつけた箇所を指差した]