もう一つあったか……アイスを諦める、という選択肢がそうすれば君は自由の身だよ?新しい恋を求め、羽ばたくと良いただしその場合アイスは永遠に――…身も心も、おにーさんの奴隷だけれどね[言い終わると、手慰みにアイスの首輪を弄びながらアデルの反応を待った。捨て犬のようなアイスブルーの眼差しが眼下に踊る]あぁ、君の意見も待っているかもしれないね?あの悩める魔術師は