― 戦場 ―[飛び降りる寸前見えた瞳>>213を、脳裏から振り払う。……戦場の常。傷付けないように、とは言え。向かい往く事だけでも傷付けているのは、確かで。>>215感じた手応え。そのまま、首筋に刃を宛がおうとして。] …………なっ、……くっ!![突風。その後に、斬撃。波打つ炎の刀身は、死より尚苦悶を与える剣……フランベルジュ。咄嗟に退いたが、その斬撃を受けた腕が鈍く痛む。]