[暗澹たる気持ちを抱え、のろのろと歩いていたペーターの耳に、飛び込んできた声>>221振り向けば、そこにはヨアヒムが居た。]…ヨアヒム、兄ちゃん……![何故だろう。彼の姿を見た瞬間、涙が溢れそうになった。慌てて濡れた目を拭い、同じように彼に駆け寄った]どうしたの?