[観光の方ですか、それとも補修工事の業者さん?
二択の問いに、大男が返してきたのは第三の返答だった>>183>>184>>185]
…………。
(ねえリエーフ、これって……)
『ふむ、これは……』
[魔女と契約者、どちらも共に声を重ねて、目の前の大男を凝視する。
なんていうかこう、筒抜けな奴だ。
隠している事実が透けて見えるとかそういうレベルじゃなく、事実が丸見えの状態で放置されてる奴だ。
「しr」と「まj」を繋げて、『ここは吾輩のシマである!』とかそういう超解釈をしない限りほぼ間違いない気がする。
超解釈をしたらしたで、893的な危ない人でしかないけれど!]