[ 初めて逢ったあの日。再会を、と望んだ。 別れるその時に、寂しいのだと自覚した。 それから、彼女と逢いたいと想い続けて。 彼女の兄に、想いが透けてしまうくらいには>>2:301 …自分の兄にすら好意を悟られてしまうほどには>>1:282 彼女のことを愛おしいと――好きだと、思っていた。 ][ ……兄を、殺してしまう日が来るまでは。 ]