人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


上級将校 サシャ

― アレイゼル領・宿 ―

[ アレイゼルの内政は想像以上に確りしていた。街の中で見る限りに置いては大きい問題は無いように見える。代替わりした若い貴族の手腕が民から好意的に受け入れられているようであった。
 領内の治安も目だった不公平がないせいで安定したが、二度に渡る出兵と、その一度目の原因となったシュビトの出来事の影響は、実収を減らしてまで税を安くしてもなお好意的に受け取られるには無理があるのか、どこか今だけは綻びも見えているようだった。]

(221) 2015/03/13(Fri) 04:20:40

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