人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


世話係 オクタヴィア


 《あいつらの担当はおまえだったな、人の子よ》
 《おまえが逃がしたのだろう》
 《やはり人間など信用すべきではなかった》

[口々に囃し立てるのは、元々人間嫌いでオクタヴィアが捕虜の世話係になることに眉を顰めていた者たちだ。
傲慢そのもので数々の嫌がらせをされてきた。
その度やり過ごしたり、彼らのその上の天使に申告して、つい最近ようやく鳴りを潜めたところだったのだ。]

(221) 2014/06/22(Sun) 21:44:52

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