[客室の方へと向かう扉を進めば、直ぐに人がいた。おそらく、そこに娘が居るのだろう。きっと、自分より長く付き合いのある者たち。ゆっくりと別れを告げたいだろうと、覗かず。廊下にいた誰かに、発見現場が何処か尋ねた。]