まあ…それがお前の"願い"だと言うならば、
態度によっては、考えやってもいい
[その態度が果たして悪魔に願いを乞うのに、相応しいのかどうか。
睨みつけて来る瞳を、冷たく見返せば言外に伝わるだろう。
その時ふと、同族達の会話を思い出し、付け加えてやる。]
……そうだな。
両手をつき、頭を下げて必死に懇願して見せろ。
勿論、悪魔に願いを叶えてもらうのには何が必要か、
それを忘れてはいないな?
[オズワルドに其処まで告げると、再びベッドに突き倒し、
仰向けになった腹部に尾の先端を近づける。
生殺与奪の権利はどちらにあるのかを、知らしめるために。*]